【ややこしい動詞たち】
※Je téléphone à luiとは言えない。
Je téléphone à Jeanとは言える。
Je lui téléphoneとは言える。
※Je lui penseとは言えない。
Je pense à luiとは言える。
Qu’en pensez-vous ?とは言える。
(あなたはそれについて何を考えますか。)
Je m’intéresse à luiとは言える。
代名動詞は絶対にleurとluiは同時に使えない。
なぜなら目的語代名詞の三区分と照らして相性が悪いから。
【目的語代名詞の三区分】
第一グループ:me, te, se, nous, vous
第二グループ:le, la, les
第三グループ:lui, leur
→規則①:複数の代名詞が動詞の前にあるとき、第一グループは常に左に来る。第三グループは常に右にくる。
→規則②第一グループと第三グループは同時に使ってはならない。
→規則③したがって、代名動詞は既にしてseを含むのだから、第三グループの代名詞と動詞の前で共存することはありえない。
【que節だからといって直接目的語とは限らない。】
Je pense queのque以下は直接目的語の名詞節である。
したがってque以下はleで受ける。
しかし、Je doute que以下は直接目的語の名詞節ではない。
なぜなら、de+名詞をque節で代用してよいという規則にしたがったまでであるから、que節は機能としては間接目的語なのである。
したがって、que節は間接目的語である。
それゆえque以下はdeを含んでいるので、deごとenで受ける。
それに関連して、「何を疑っているの?」という疑問文はDe quoiが文頭にくる。
【Voiciは未来。Voilàは過去。】
これから述べることについてはVoiciを使う。
いままで述べてきたことについてはVoilàを使う。
【en être à の使い方】
Voilà où nous en sommes.
俺たちはこんな様になってしまったよ
Où en sommes-nous ?
今日はどこからやるんでしたっけ?
Où sommes-nous ?
私たちはどこにいますか。
【強勢形はなぜ便利なのか】
Il les voyait.のlesを限定したかったら、
Il ne voyait qu’eux.と強勢形の力を借りれば限定できる。
Il n’y a que lui qui les voyait.強勢形の力を借りれば主語さえも限定できる。