【ドイツ語文法の主要論点を短く整理したい】
→以下の論点の直後に、🆗をつけた論点は非常に基礎的というか初歩的なことである。
→それに対して、☆をつけたものは非常に重要なので復習が必要である。
論点1.【seinの基本】🆗
→主語が「du」の時は「sein」は「bist」になる。主語が「ihr」の時は「sein」は「seit」になる。これ、以外に忘れやすいので気をつけよう。
論点2.【動詞の人称変化の不規則変化】🆗
→不規則変化する動詞の代表例は「rechnen:計算する」とかである。「e」という語尾が発音しやすいようについたりするのだ。
→「heißen」という動詞も不規則変化動詞の代表例である。
→あと、親称複数「ihr kauft」という人称変化も忘れやすいので注意。
→「ihr」は親称複数1格だけでなく、3人称単数女性「sie」の3格でもあり、「彼女の」「彼女らの」「彼らの」という意味にもなるくせものである。
論点3.【名詞の性と冠詞】🆗
→男性名詞の代表としては、「ein Mund:口」を覚えておくといい。
→中性名詞の代表としては、「ein Auge:目」を覚えておくといい。
→女性名詞の代表としては、「eine Nase:鼻」を覚えておくといい。
論点4.【名詞の4つの格】🆗
→男性名詞と中性名詞では、2格のとき、名詞本体にさえ「s」の語尾がつく。
論点5.【定冠詞類】🆗
→「dieser」「jener」「jeder」「aller」「welcher」は定冠詞類である。「jener」は遠くにあるものを指すので注意。
→「alles」は単独で使われ、単数形である。
→「jeder」の後ろは単数形になる。
論点6.【不定冠詞類】🆗
→「ihr:彼らの」は不定冠詞類であることに注意せよ。
→「euer」は「君たちの」という意味の不定冠詞類。
論点7.【形式主語と形式目的語のes】🆗
→「Du hast es gut.」は「君はいいなあ」という意味で形式目的語を使った文である。
論点8.【人称代名詞の格変化】🆗
→「meiner」は「Ich」の2格であり「mir」は3格であり「mich」は4格である。
→「SVOO構文」で、Oが両方とも代名詞の場合は、英語と違って、4格が先で3格を後に置くことになる。例えば、「Ich schenke sie dir.」などがそうである。
→「uns」は「wir」の3格であるが4格でもあるから、分かりにくい。要注意である。
論点9.【3格支配の前置詞】🆗
→「aus:から外へ」「bei:のもとで」「mit:と一緒に」「nach:の後で」「seit:以来」「von:から、の」「zu:のために」は3格支配の前置詞である。
論点10.【4格支配の前置詞】🆗
→「durch:をとおって」「bis:まで」「für:ために」「gegen:反対して」「ohne:なしで」「um:時に」は4格支配の前置詞である。
論点11.【3格か4格支配の前置詞】🆗
→「an:に接して」「auf:の上」「hinter:の後ろ」「in:の中」「über:の上空」「unter:の下」は3格か4格支配の前置詞である。3格の時は場所や状態を示し、4格の時には行き先や方向を表す。
論点12.【2格支配の前置詞】☆
→「statt:に代わって」「trotz:にも拘らず」「während:の間に」「wegen:のせいで」は2格支配の前置詞である。2格支配の前置詞はかなりたくさんあったがドイツ語の長い歴史の中で次第に廃れつつある。
論点13.【名詞複数3格と幹母音変化】☆
→ドイツ語の名詞の複数形は5つのタイプがある。①無変化、②eをつける、③erをつける、④enをつける、⑤sをつける、という5タイプである。しかもそこにウムラウトがつくものもある。
→さらに、名詞は複数3格では、冠詞だけでなく、名詞それ自体にも語尾に「n」をつける。
→例えば、「der Vogel」は①のタイプでウムラウトまである。だから複数形は「die Vögel」となる。複数3格だと「den Vögeln」となる。
→例えば、「das Tier」は②のタイプで、だから複数形は「die Tiere」となる。複数3格だと「den Tieren」となる。
→例えば、「das Land」は③のタイプでウムラウトまである。だから複数形は「die Länder」となり、複数3格だと「den Ländern」となるわけだ。
→例えば、「die Blume」は④のタイプで、だから複数形は「die Blumen」となる。
→例えば、「der Fuß」は②のタイプで、だから複数形は「die Fuße」となる。複数3格だと「den Fußen」となるわけだ。
→さらに、名詞は複数形になると、男性や女性や中性という区別を失ってしまう。
論点14.【男性弱変化名詞:変わり者の男性名詞】☆
→男性弱変化名詞とは何だろうか。単数2格の場合、男性名詞と中性名詞は「des 〇〇s」という強変化をする。しかし、男性名詞のくせに単数2格のくせに「n」という弱い語尾がついてしまうのが男性弱変化名詞なのである。複数形の語尾が「n」で終わる男性名詞は男性弱変化だと思っていい。例えば「Löwen:ライオンたち」は複数形に「n」がつくから、「Löwe」は男性弱変化名詞である。男性弱変化名詞は、単数1格以外は全て「n」の語尾になる。
→「Herz:こころ」は例外中の例外で、中性名詞であるにも拘らず男性弱変化名詞の変化をするのである。
論点15.【英語とは違って1文に助動詞を2つ入れることがドイツ語ではできる】☆
→例えば、「Ich will ja auch einmal mit den Blumen sprechen können.」は「私もいつか花々と話がしてみたいわ」という例文が典型的である。
→「ゾレン」は「第三者の意志」を表す。
論点16.【話法の助動詞ではない3つの助動詞】🆗
→①「möchten」と②「werden」と③「lassen」は重要な助動詞で、これらは話法の助動詞ではない。
論点17.【不規則動詞⑴】🆗
→不規則動詞の覚えておくべきもののひとつ目の類型としては、①「fahren:乗り物でいく」や②「halten:握る」や③「laufen:走る、歩く」や④「tragen:運ぶ」などを覚えておくとよい。
論点18.【不規則動詞⑵】🆗
→不規則動詞の覚えておくべきもののふたつ目の類型としては、①「sprechen:話す」や②「sehen:見る」や③「essen:食べる」や④「nehmen:取る」などを覚えておくとよい。
論点19.【敬称Sieに対する命令形⑴と親称複数ihrに対する命令形⑵】🆗
→敬称Sieに対する命令形⑴は疑問文の時と全く同じで、終止符をクエスチョンマーク(疑問符)からエクスクラメーションマーク(感嘆符)にすればいいだけである。
→親称複数ihrに対する命令形⑵は、動詞を最初に書いてから、主語の「ihr」を省略すればいい。
→典型的な命令文として、「Macht euch keine Sorgen!:心配しないで!」を覚えておけばいい。
→「Kommt nur bald zurück.:とにかくはやく帰って来なさい」も「nur」が「とにかく」という意味になることを覚えておこう。
論点20.【親称単数duに対する命令形⑶】🆗
→親称単数duに対する命令形⑶は、動詞の語尾をなくして語幹だけ言えばいい。例えば「Lern!:学べ」のように作る。
→不規則な命令形もある。例えば、「Gib!:あげろよ!」「Sei:であれ」「entschuldige:許せ」などがそうである。
論点21.【形容詞の⑴強変化:男性2格と中性2格の語尾が「en」になる】☆
→⑴「形容詞+名詞=強変化」、⑵「定冠詞類+形容詞+名詞=弱変化」、⑶「不定冠詞類+形容詞+名詞=混合変化」というふうに覚えるとよい。
→⑴強変化では、形容詞が定冠詞のように振る舞う。形容詞の強変化で覚えるべきことは男性2格と中性2格の語尾が「en」になるということだけである。
→挨拶はたいてい4格なので、①「gute Besserung:お大事に(gutに4格の強変化語尾がついている)」とか②「Vielen Dank:ありがとう(vielに4格の強変化語尾がついている)」とか、③「Gute Nacht:おやすみ(gutに4格の強変化語尾がついている)」などのように、挨拶には強変化語尾がつくことが多い。
論点22.【形容詞の⑵弱変化と⑶混合変化:混合変化で覚えるべきは三ヶ所】☆
→⑴「形容詞+名詞=強変化」、⑵「定冠詞類+形容詞+名詞=弱変化」、⑶「不定冠詞類+形容詞+名詞=混合変化」というふうに覚えるとよい。
→⑵弱変化は何がポイントなのか。定冠詞類があってそれに形容詞が続く場合、⑵弱変化になる。定冠詞がもうすでに名詞の性数格を表示しているからである。弱変化とは要するに、「en」の語尾のことである。
→⑶混合変化は何がポイントなのか。不定冠詞類があってそれに形容詞が続く場合、⑶混合変化になる。⑶混合変化で覚えるべきは要するに三ヶ所である。①男性1格と②中性1格と③中性4格の三箇所だけ覚えればいいのである。この三箇所だけは強変化するのである。この三箇所以外は弱変化するのが、⑶混合変化である。
論点23.【形容詞の名詞化】☆
→形容詞の名詞化とは、例えば、①「die deutschen Menschen」から、②「die deutschen」、そして③「die Deutschen」というふうに変化させて、③で「ドイツの人たち」という意味の名詞を作れるのだ。
→名詞になった形容詞は、男性名詞、女性名詞、複数名詞ならばそれは「人」であるが、中性名詞ならばそれは「もの」を表す。
→例えば、「Machen wie etwas Schönes」だったら、「Schönes」は、「schön」という形容詞が中性強変化の語尾を持ったままで「4格の中性名詞」になったものである。
→例えば「Geburtstag ist für die Deutschen etwas Besonderes」において、「Besonderes」は「besonder」という形容詞が中性強変化の語尾を持ったままで「1格の中性名詞」となっている。
→例えば「知人」を意味するのは「Bekannte」という形容詞が名詞化したものが使われる。
論点24.【序数というのは形容詞のことで、日付に使う】🆗
→20以上の序数には「st」の語尾をつける。20までは「t」をつける。
→ドイツ語の日付は男性名詞であるから、定冠詞をつけて序数の形容詞は弱変化させることが基本となる。
論点25.【代名詞が物を受ける時は性数格を無視して前置詞と融合する】☆
→前置詞が代名詞と組み合わさるとき、もしもその代名詞がものを受けるならばそのものの「性数格」とは関係なく、「damit」や「darauf」などになる。
→代名詞が物ではなくて人を受ける場合には「mit ihm」や「mit ihr」のように2語にしなくてはならない。
→物の時は1語にしてよくて、人の時は2語になるというのは疑問文を作る時の疑問詞でも同じである。
→例えば「Woran hat deiner Mutter Interesse?」という疑問文は疑問詞が融合形だから、物を訪ねているとわかる。
論点26.【名詞や動詞や形容詞は特定の前置詞と結びつく】🆗
→動詞「warten」は「auf」と結びつく。
→動詞「danken」は「für」と結びつく。
→動詞「träumen」は「von」と結びつく。
→動詞「bestehen」は「aus」と結びつく。
論点27.【ドイツ語でも現在完了形は過去を言うのに用いる】🆗
→「sprechen」の過去分詞は「gesprochen」となるように、不規則な過去分詞を作るものがあるので注意しよう。
→動詞が、完了形を作る時に助動詞がザインなのかハーベンなのかを表現するために、「ザイン支配の動詞」とか「ハーベン支配の動詞」などと言うことがある。
→「sein」自体は「ザイン支配の動詞」であるから完了形を作るときの助動詞にはザインを用いる。例えば、「Früher ist der Mars ein schöner Planet gewesen.」というように使う。
論点28.【過去基本形】☆
→そもそも現在完了形があるのにも拘らず、過去基本形はどんな時に使うのか。物語る時である。
→過去基本形は、話法の助動詞の過去形を作るときに、根源用法なのか認識用法なのかを区別する指標として使うことができる。
→例えば、⓪「Sie kann Deutsch sprechen.」という表現を2通りのやり方で過去形にしてみよう。①「Sie konnte Deutsch sprechen.」と②「Sie kann Deutsch gesprochen haben」という二つのやり方がありうる。①は「彼女はドイツ語を話すことができた」となって、②は「彼女はドイツ語を話したかもしれない」となるのだ。
→「spielen」の場合は、「spielte」が過去基本形である。
→重要動詞は①現在形と②過去基本形と③現在完了形を作るための過去分詞という三基本形を全て覚えてしまった方がいい。例えば、「①sein-②war-③gewesen」とか「①haben-②hatte-③gehabt」とか「①werden-②wurde-③geworden」とか「①stehen-②stand-③gestanden」みたいな感じで覚えていくということである。
→例えば、「War der Mars nicht immer ein roter Planet?:火星は昔っからいつも赤い星だったのではないの?」という発言の「war」が過去基本形である。
論点29.【分離前綴りと基礎動詞:verという前綴りは絶対に分離しない】☆
→分離動詞の分離前綴りにはアクセントがあるが、非分離動詞の分離前綴りにはアクセントがない。
→「aufstehen」 は分離動詞だが、「verstehen」は非分離動詞である。
→分離動詞では分離前綴りが文末に置かれる。例えば、「Ich stehe früh auf.:私は早く起きる」とか「Das steht noch nicht fest.:まだ決まっていません」とか「Wir gehen morgen bei ihm vorbei.:私たちは明日、彼のところに立ち寄る」のようになる。
→非分離動詞の代表だと、「untersuchen:研究する」とか「erfahren:知る」を覚えておくとよい。
→「verという前綴りは絶対に分離しない」ので、例えば、「verschwinden:消える」という動詞も非分離動詞である。過去分詞は「verschwunden」となる。
論点30.【複合動詞(=分離動詞と非分離動詞)の完了形】☆
→「①stehen-②stand-③gestanden」という三基本形をまず思い出す。そしたら、「①aufstehen」から「③aufgestanden」を作れるはずだ。
→非分離動詞の「①verstehen」の場合は「ge」がつかないから、「③verstanden」となる。
→「アクセントが動詞の後半にある動詞には、過去分詞になっても「ge」がつかない」ということを覚えておくとよい。
→例えば、「Tina setzt sich auf den Stuhl.:ティナはイスの上に座る」とか「Ich freue mich sehr über Ihren Besuch.:訪問をうれしく思います」とか「Darf ich mich vorstellen?:自己紹介してもいいですか?」などは典型的な「4格の再帰代名詞を従える再帰動詞」である。
→例えば、「Tina kauft sich einen Kuchen.:ティナは自分のためにケーキを買う」などは典型的な「3格の再帰代名詞を従える再帰動詞」である。
→例えば、「Darf ich mir eine kurze Erklärung zu den Umweltproblemen erlauben?:環境問題について短くお話しさせていただいてもよろしいですかな?」という文の「mir」が「3格の再帰代名詞」である。4格目的語は「eine kurze Erklärung zu den Umweltproblemen」である。この「zu」は「について」と訳してかまわない。
→例えば、「Ich mache mir ernsthaft Sorgen um die Zukunft der Erde.:私は地球の未来について真剣に心配しているのです」などは典型的な「3格の再帰代名詞を従える再帰動詞」である。
→例えば、「Stellen Sie sich vor: Etwa 40 Prozent des Tropenwaldes sind in den letzten 50 Jahren verschwunden!:想像してみてください、熱帯雨林の約4割が、この50年間に消滅してしまったのですぞ」という文の「sich」が「3格の再帰代名詞」である。4格目的語は「Etwa 40 Prozent des Tropenwaldes sind in den letzten 50 Jahren verschwunden!」の全体がそれにあたるのである。
→「sich vorstellen」という再帰動詞でも分離動詞でもあるものについて考えてみよう。もしこの「sich」が4格目的語だとすると、「自己紹介する」という意味になるのだ。しかし、もしこの「sich」が3格目的語だとすると、他に別の4格目的語が来ることになり、「ある4格目的語を自分の前に置いてみてください=ある4格目的語のことを自分で考えてもみてください」という意味になるのだ。
論点33.【⑴あとの語順に影響を与えない接続詞、⑵与える副詞】🆗
→ドイツ語文には、「⑴:並列接続詞→主語→定動詞→その他」「⑵:副詞→定動詞→主語」「⑶:従属接続詞→主語→その他→定動詞」という3つのタイプの構造が大きくある。つまり、「定動詞第2位の原則」との関係で、ドイツ語の接続詞は理解する必要があるわけだ。
→⑴の並列接続詞は後の語順に影響を与えないが、⑵副詞は影響を与える。つまり、⑴並列接続詞は文の中でゼロ個目の位置を占めるが、⑵副詞は1つめの位置を占めると言ってもいい。
→⑶従属接続詞は副文構造を取るから定動詞は最後になる。
→この3つのタイプの最初に来る、⑴並列接続詞、⑵副詞、⑶従属接続詞にあたるものは、以下の通りである。すなわち、「⑴:「denn」や「unt」や「oder」や「aber」や「sondern」や「entweder」など」、「⑵:「dann」や「daher」や「deshalb」や「trotzdem」など」、そして、「⑶:「dass」や「ob」や「da」や「weil」や「wenn」や「bevor」や「nachdem」など」のこの3類型ということになる。
論点34.【⑶副文を作る接続詞】🆗
→ドイツ語文には、「⑴:並列接続詞→主語→定動詞→その他」「⑵:副詞→定動詞→主語」「⑶:従属接続詞→主語→その他→定動詞」という3つのタイプの構造が大きくあるのであった。
→この3つのタイプの最初に来る、⑴並列接続詞、⑵副詞、⑶従属接続詞にあたるものは、以下の通りである。すなわち、「⑴:「denn」や「unt」や「oder」や「aber」や「sondern」や「entweder」など」、「⑵:「dann」や「daher」や「deshalb」や「trotzdem」など」、そして、「⑶:「dass」や「ob」や「da」や「weil」や「wenn」や「bevor」や「nachdem」など」のこの3類型ということになる。
→「warum」のような疑問詞も⑶従属接続詞と同じように副文を導くことができる。例えば、「Ich möchte wissen, warum die Menschen Auto fahren, wenn dadurch so viele Bäume sterben.:人間が自動車に乗るということによって、そんなに多くの木々が死んでいくのだとしたら、どうして人間が自動車に乗るのか、それを僕は知りたいです。」という文がそうである。「warum」はそれ以下で、副文を導いている。また、例えば「Es ist schwierig zu erklären, was Geld ist.」も「was」が従属接続詞の如く副文を導いている。
→ドイツ語でも、「zu不定詞」は「不定詞そのもの」のことではない。
→例えば、「zu不定詞」を使って、「写真を取ること」を表現すると、「ein Foto aufzunehmen」となる。
→典型的な「zu不定詞」を使った構文は、例えば、「Hast du Lust, etwas einzukaufen?:何か買い物してみる気はありますか?」などがそうである。「etwas einzukaufen」が「Lust」にかかっている。
→典型的な「zu不定詞」を使った構文は、例えば「Es ist schwierig zu erklären, was Geld ist.」などもそうである。文頭の形式主語の中に、「zu erklären」が入っている。
→「Das ist zu schön, um wahr zu sein!:素晴らしい、夢みたいだ。」という表現も覚えておこう。
論点36.【「da」が作る副文】🆗
→ちなみに、「複文」と「副文」は違う概念なので注意しよう。
→例えば、「Es kommt darauf an, wann du zum Markt kommst.:あなたが市場にいつ来るか、それ次第です。」という表現を理解しておけばよい。
→例えば、「Das hängt davon ab, ob das Wetter mitspielt.:お天気が味方してくれるかどうかにかかっていますね。」という表現を理解しておけばよい。
→例えば、「Sie ist stolz darauf, schön zu sein.:彼女は美人だということを鼻にかけている。」という表現を理解しておけばよい。
→例えば、「Ist es nicht verboten, die Natur zu zerstören?:自然を破壊することは禁止されていないんですか?」という表現を理解しておけばよい。
論点37.【完了不定詞がつくる副文:話法の助動詞さえzu不定詞句を作る】🆗
→「ドイツ語を学んだということ」は完了不定詞で書くと「Deutsch gelernt zu haben」となる。
→例えば、「Ich bin stolz darauf, Deutsch gelernt zu haben:ドイツ語を学んだことを誇りに思っている」となる。
→英語とは違って、話法の助動詞も「zu不定詞句」を作れることに注意しよう。例えば、「お金で何かを買えること」は「mit Geld etwas kaufen zu können」となる。
→例えば、「Nur, ist es nicht ein bisschen umständlich, immer Geld dabei haben zu müssen?:ただ、いつもお金を持ち歩かなければならないっていうのは、少し面倒臭くない?」という文において、話法の助動詞も「zu不定詞句」を作っている。
論点38.【話法の助動詞の意味の第二系列は推量である:過去基本形の使い所はココだ】☆
→話法の助動詞の意味には、第一系列の根源用法に加えて第二系列の認識用法がある。認識用法は、発話者による推測や発話者が想定している可能性を表現する。
→例えば、⓪「Sie kann Deutsch sprechen.」という表現を2通りのやり方で過去形にしてみよう。①「Sie konnte Deutsch sprechen.」と②「Sie kann Deutsch gesprochen haben」という二つのやり方がありうる。①は「彼女はドイツ語を話すことができた」となって、②は「彼女はドイツ語を話したかもしれない」となるのだ。①は第一系列の意味で、②は第二系列の意味である。
→例えば、「Vielleicht wird es die Jomon-Zeder sein.:ひょっとするとそれは縄文杉かもしれない」などは「werden」という話法の助動詞の意味の第二系列が使われている文である。これに続けて、「Dieser Baum muss die ganze Geschichte der Menschen beobachtet haben, denn er soll fast 3000 Jahre alt sein.:その木は人類の全歴史を観察してきたに違いない。というのも、その木はほとんど3000歳という年齢だそうだから。」などと続けられるが、ここでも「müssen」「sollen」という話法の助動詞の意味の第二系列が使われている文である。この文からもよくわかるように、「sollen」の第二系列は噂や伝聞で使うのである。
論点39.【①定冠詞は強く読むと②指示代名詞になる:副文を導くならば③定関係代名詞】☆
→⓪「Ich kenne den Studenten gut.」という文は、①「私はその学生をよく知っている」という文なのか②「私はまさにその学生をよく知っている」という意味なのかは発音を聞かないと特定できない。①定冠詞なら弱く読み、②指示代名詞ならば強く読むのである。2格の時は例外として、発音だけで①定冠詞が②指示代名詞に早変わりしてしまうのがドイツ語だと言える。⓪を指示代名詞の独立用法で書くと、「Den kenne ich gut.:私はまさにその学生をよく知っている」となる。
→①定冠詞と②指示代名詞がこんなに似ているとどうやって見分けるのかというと、「zum Baum:その木のところへ」と縮約されるのが①定冠詞で、「zu dem Baum:まさにその木のところへ」となって縮約されていないのが②指示代名詞だというふうに見分けることができる。
→そして、②指示代名詞の後に副文を続けると③定関係代名詞となる。例えば、③「Das ist der Student, den ich gut kenne.:これが私のよく知っている学生です」となって、定関係代名詞を作れるようになる。①→②→③の順に発生させると理解しやすい。
→例えば、「Die Jomon-Zeder ist ein alter Baum, der auf der japanischen Insel Yakushima wächst.:縄文杉というのは、日本の屋久島という島に生えている古い木のことです。 」というふうに③定関係代名詞は使える。
論点40.【先行詞を普通は取らないのが不定関係代名詞:「wer」と「was」の2種類】☆
→不定関係代名詞は先行詞を普通は取らない。ただし、「etwas」や「alles」や「nichts」を先行詞にするような不定関係代名詞「was」は存在するので注意しよう。
→「およそ〇〇する人は」「およそ〇〇であるものは」という文を作りたいときは、不定関係代名詞を作る。
→「wer」は格変化するが、「was」は格変化しない。
→「Wer zu spät kommt, den bestraft das Leben.:来るのがあまりにも遅すぎる人は人生に罰せられる」というゴルバチョフの言葉は、不定関係代名詞が使われている。「Wer」それ自体は1格で、「Wer zu spät kommt」は全体で4格なのだが、全体では4格であることがわかるように「den」で受け直しているという構文である。
→「Glücklich ist, wer vergisst, was doch nicht zu ändern ist.:どうせ変えようがないことなんか、忘れてしまうような人は幸せだ」
論点41.【同等比較:so 形容詞 wie SV】☆
→「Anna ist so alt wie Peter.」とか「Anna ist genau so alt wie Peter.」とか「Anna ist doppelt so alt wie Peter.」とかがいわゆる同等比較の構文である。
→英語の「as fast as possible」はドイツ語だと、「so schnell wie möglich」となる。
論点42.【最上級を副詞として使うときには最上級形容詞を「am」と「sten」で挟む】☆
→そもそもドイツ語で比較級はどう作るかというと、英語と似たような感じで、「klein」を「kleiner」にしたり、「alt」を「älter」にしたりして作る。
→例えば、「Peter ist älter als Anna.:ペーターはアンナよりも年上だ。」とか「Hier ist es viel wärmer als in Deutschland.:ここはドイツよりずっと暖かい」とか「Habt ihr je einen größeren Baum gesehen als den?:あの木よりも、もっと大きな木を君たちは今までに見たことある?」というふうに比較文を作っていけばいい。
→そもそもドイツ語で最上級はどう作るかというと、英語と似たような感じで、「klein」を「kleinst」にしたり、「alt」を「ältest」にしたりして作る。
→例えば、「Das ist der größte Baum, den ich je gesehen habe.:これは私が今までに見た中で、一番大きい木です。」という文において最上級が男性1格の弱変化をして使われている。何の範囲の中で一番大きいかということを示すのは、英語でもドイツ語でも、関係代名詞である。あと、ここで使われている「je」というのは、英語でいう「ever」であり、「今までに」という意味である。
→「Und wahrscheinlich ist er am ältesten in Japan.:そしておそらくこの木は日本で一番古いです」という文では、「am」と「sten」で挟む用法の最上級になっている。
→絶対最上級というのもあって、その場合、何の中でかという範囲を示す必要はない。例えば、「Ich grüße Sie aufs Herzlichste.:あなたに心からご挨拶します」などがそうであり、この最上級は、何かと比べて一番という意味ではなく、単に強調である。
論点43.【受動不定詞を主語に合わせて人称変化させると受け身の文になる】☆
→「過去分詞+werden」を受動不定詞という。
→「褒められる」を受動不定詞で書くと、「gelobt werden」となる。
→受動不定詞を主語に合わせて人称変化させると受け身の文になる。例えば、「Er wird von seinem Vater gelobt.」
→そしてこの「werden」を過去形にすれば、過去の受け身文になる。
→例えば、「Ich bin froh, dass ich endlich von jemandem verstanden werde.:私はやっと誰かに理解してもらえて嬉しいですよ。」などというふうに使う。後ろのダスは嬉しい理由を示す副文を導いている。
論点44.【受動完了不定詞をつくりそこへさらに話法の助動詞をつけたりできる】☆
→「過去分詞+werden」を受動不定詞という。
→「褒められる」を受動不定詞で書くと、「gelobt werden」となる。
→重要動詞「werden」は「①現在形」と「②過去基本形」と「③現在完了形を作るための過去分詞」という三基本形は、「①werden-②wurde-③worden」となる。
→だから、「褒められた」を受動完了不定詞で書くと「gelobt worden sein」になる。
→受動完了不定詞を主語に合わせて人称変化させると受け身の文になる。例えば、「Er ist gelobt worden.」のようにすればいい。
→さらにこれを話法の助動詞と組み合わせることができる。例えば、「彼は褒められたに違いない:He must have been praised.」は「Er muss gelobt worden sein.」となる。英語と違うので注意しよう。どこが違うかというと、推量先を過去に飛ばすための助動詞が英語ではハブなのにドイツ語ではザインになっているところが違うのだ。そこ以外は、「ビーン」が「ヴォルデン」に対応しているだけで、実は同じなのである。
実際、「He must have been praised.」は、「He=Er」と機能的に対応し、「must=muss」と機能的に対応し、「have=sein」と機能的に対応し、「been=worden」と機能的に対応し、「praised=gelobt」と機能的に対応している。
→ドイツ語には時間的過去を表す方法が、②過去基本形と③現在完了形の2種類あるので、「Viele Wälder wurden von den Menschen gerodet.:多くの森が人間たちによって伐採された」というふうに、「werden」を②過去基本形にすることによっても、過去についての受動文は作れる。
→例えば、「Es muss etwas unternommen werden, und zwar sofort.:何か手をうたなければならない、それも今すぐにだ」という文では、「es」は形式主語で、実質上の主語は「etwas」ということになる。このような形式主語を用いた受動態も存在する。
論点45.【分詞について:受け身の意味の過去分詞を「sein」と共に使うことが状態受動】☆
→そもそも、「ハーベン支配の動詞の過去分詞」の意味は「受け身の意味」になるが、「ザイン支配の動詞の過去分詞」の意味は「完了の意味」になる。英語でも、「interested man(興味深く思わされた男)」と「fallen leaves(落ち終わった葉っぱ)」の意味を比べれば同じことがわかる。そして、「ハーベン支配の動詞の過去分詞」の意味は「受け身の意味」になるのだが、これをザインと共に使うことを「状態受動」という。例えば、「verbieten」は「ハーベン支配の動詞」だが、「Das ist streng verboten.:それは固く禁じられている」とすることが状態受動である。
→そもそもドイツ語で現在分詞というのは、不定詞に「d」をつけて作る。例えば「spielen」は現在分詞にすると「spielend」になる。
→例えば「entscheiden:決定する」から「entscheidend」を作れば「決定的な」とか「決定的に」という現在分詞になる。
→「Wenn wir die Bilder der zerstörten Natur sehen, sind wir oft entsetzt.:破壊された自然の姿を見ると、私たちは愕然とする」という文において、「zerstörten」と「entsetzt」が過去分詞で、形容詞的に使われているから、語尾変化しているのがわかる。
論点46.【冠飾句:冠詞相当語句と名詞の間にかなり長い装飾がついた形容詞が来る現象】☆
→過去分詞や現在分詞は冠飾句がつきやすい。
→「Wir werden sicherlich viele für die Umwelt interessierte Menschen finden und mit ihnen zusammen arbeiten.:私たちはきっと多くの環境に対して関心を持つような人たちを見つけて、その人たちと一緒に仕事をするでしょう。」という文では「viele für die Umwelt interessierte Menschen」というところに冠飾句が使われている。
論点47.【接続法:間接話法だけがⅠ式もⅡ式も担当できる】☆
→接続法には常に、感情的な含意や留保が付着している。
→「❶接続法第Ⅰ式」は不定詞から作る。
→接続法を使うのは、3つの場面しかない。すなわち、「①引用符を使わない間接話法において、発言者の発言と被引用者との発言とを区別するとき」、「②要求話法のとき」、「③非現実話法で反実仮想をするとき」、この3つの場面である。
→ただ、この区別は「❶接続法第Ⅰ式」と「❷接続法第Ⅱ式」の担当領土分割と並行して理解する必要がある。というのも、①は❶と❷が担当し、②は❶だけが担当し、③は❷だけが担当するからである。
→例えば、「Er lernt.」ならば、単なる直接法だが、「Er lerne.」となると、「❶接続法第Ⅰ式」が使われていることが形からわかることになる。
→例えば、「Er sagte, er sei traurig.:彼は悲しいと言っていた」というのが①間接話法であり、「sei」に「❶接続法第Ⅰ式」が使われている。
→例えば、「Er mache sich ernsthaft Sorgen um die Zukunft der Erde.:彼は地球の将来が本当に心配だ(と言っていた)。」というのが①間接話法であり、「mache」に「❶接続法第Ⅰ式」が使われている。そしてこの「sich」は3格である。
論点48.【接続法過去】☆
→「❶接続法第Ⅰ式」の「①間接話法」を使って、「ペーターが来たそうだ」と表現すると、「Peter sei gekommen.」となる。これを「接続法過去」と呼んでいる。
→なぜ直説法においては必要だったのに、接続法においては、「⑴接続法過去基本形」とか「⑵接続法現在完了形」とか「⑶接続法過去完了形」などという概念は不要なのかを説明できた方がいい。接続法においては、「基準時と同時」なのか、「基準時より前」なのかという、いわゆる「相」だけしか問題にならならず、「基準時と同時」のことを「接続法現在」と定義し、「基準時より前」のことを「接続法過去」と定義しているのだから、「⑴接続法過去基本形」とか「⑵接続法現在完了形」とか「⑶接続法過去完了形」とかいう概念は、不要ということになる。なぜなら、「⑴接続法過去基本形」で言いたかったことはあくまでも「接続法過去」という、助動詞を使った複合形でいえばいい(=というのも、単純形がなくても、複合形で「基準時より前の時点で起きたこと」という「時点のズレ」までをも表現できるんだから、不都合はないから)のだし、「⑵接続法現在完了形」で言いたかったことも、「接続法過去」は「基準時より前に完了したこと」という「完了アスペクト」の意味も含んでいるのだから、あくまでも「接続法過去」でいえてしまうのだし、そして最後に、「⑶接続法過去完了形」で言いたかったことに関しても、直説法に置かれた伝達動詞自体が持つ時点指定を過去にしてしまえば、「基準時より前」の「基準時」自体が過去にズレるのだから、あくまでも「接続法過去」で言えてしまうということになるからだ。だから、「接続法過去」という概念だけあれば、⑴と⑵と⑶という概念は不要なのである。
→例えば、「Viele Wälder wurden von den Menschen gerodet.:多くの森が人間たちによって伐採された」というふうに、「werden」を②過去基本形にすることによっても、過去についての受動文を作った人がいたとする。これを引用しながら伝達するとどうなるだろうか。次のようになる。すなわち、「Außerdem sagte er, viele Wälder seien von den Menschen gerodet worden.:また、彼は「多くの森が人間たちによって伐採されてしまった」とも言っていた」という文である。さて、最初の文でヴェルデンの過去基本形が使われていたものが、この文のように伝達されると、「❶接続法第Ⅰ式」の「①間接話法」の「接続法過去」になっている。そして、この場合「seien」は出来事が起きた時点の基準時からのズレを表現していることになるのだ。そしてここいう基準時とは、伝達動詞である「sagte」が指定する時点であるから、過去時である。すると、この文で「seien worden」という「❶接続法第Ⅰ式」の「①間接話法」の「接続法過去」が表現している実質上の時点は「大過去」ということになるわけだ。
論点49.【条件節と帰結節の双方に「❷接続法第Ⅱ式」を使う反実仮想(=③非現実話法)】☆
→「❷接続法第Ⅱ式」は「直説法過去基本形」の母音にウムラウトをつけて作ることが多い。
→よく使う動詞以外の「❷接続法第Ⅱ式」の形を、人は覚えていないことが多いので、「werden」という助動詞を「❷接続法第Ⅱ式」に活用して「würden」にすることによって、その動詞の「❷接続法第Ⅱ式」として代用することが多い。
→「❷接続法第Ⅱ式」は「①間接話法」にも使うので要注意である。
→典型例としては、「Wenn das Wetter schön wäre, so ginge ich spazieren.:天気が良かったら散歩に行くのになあ」というのを覚えておけばいい。「wäre」と「ginge」が「❷接続法第Ⅱ式」であり、「❷接続法第Ⅱ式」の裏読みをすると、「実際には天気が良くないので、散歩には行けない」という意味になる。
→条件節と帰結節の順番を逆にすると、「Wir wären immer glücklich, wenn du nur mit uns zusammen wärst.:君が僕らと一緒にいてさえくれれば、僕らはいつも幸せなのになあ」となる。
→条件節を省略して帰結節だけになった「❷接続法第Ⅱ式」もありうる。例えば、「Ich würde hier noch länger bleiben, aber ich muss jetzt zurück.:(それが可能であるならば)もっと長くここにいたいんだけど、でも僕はもう帰らなくちゃならないんだ。」などがそうである。
→「Ich hätte eine Bitte.:(普通ではありえないことだとは分かっていますが、)ひとつお願いがあるんです」というのは③非現実話法の変形としての④婉曲話法と呼ばれるものである。これは、❷接続法第Ⅱ式にして直接性を殺ぐことで敬語のようにしているのだ。
→「Ich fühle mich, als ob ich zu eurer Familie gehören würde.:僕はまるで、あなた方の家族の一員であるかのような気持ちでいるんです。」などは、典型的な③非現実話法であるといえる。英語のアズイフ構文と同じである。ここでは、❷接続法第Ⅱ式に動詞を活用するのではなく、あえて「würde」を使っている。
論点50.【話法の助動詞の意味の第二系列の接続法第Ⅱ式は非常によく使われる】🆗
→話法の助動詞の意味には、第一系列の根源用法の意味に加えて第二系列の認識用法の意味があった。
→話法の助動詞の第二系列では、話者の推量や判断が前景化するので、それをさらに接続法第Ⅱ式にすると婉曲的な情感表現を表すようになるのだ。
→そしてその話法の助動詞の第二系列の接続法第Ⅱ式には以下のような形がある。すなわち、「dürfte:かもしれないです」「könnte:であり得ます」 「möchte:したいです」「müsste:であるはずです」「sollte:条件文で、〇〇というようなことが万が一あるなら」などである。ただし、これらのうち、「sollte」には母音にウムラウトがついていないことにも注意しよう。
→また、「sollte」を理解するのは非常に難しく、次のような脅迫とか勧告とも取れる用法もある。すなわち、「Jeder Deutschlehrer sollte dieses Buch gelesen haben.:ドイツ語教師ならば、だれでもこの本を読んでいなければならない」とか、「Du solltest lieber jetzt gehen. Sonst kommst du in die Dunkelheit.:もう出かけたほうがいいのに。そうしないと夜道になるよ」などである。
付録.【単語をまずこれだけは確認しておかないとテキスト読めない】☆
【〼】neugierig:好奇心旺盛
【〼】rechnen:計算する
【〼】lustig:面白い
【〼】der Mund:口(男性名詞)
【〼】das Auge:目(中性名詞)
【〼】die Nase:鼻(女性名詞)
【〼】Die Brille:メガネ(女性名詞)
【〼】langweilig:つまんない
【〼】etwa:ひょっとして
【〼】Karte:地図(女性名詞)
【〼】Erde:地球(女性名詞)
【〼】Mars:火星(男性名詞)
【〼】heiß:暑い
【〼】weit weg von et³.:から遠く離れて
【〼】Loch:穴
【〼】Blume:花
【〼】gefallen:気にいる
【〼】tatsächlich:本当だ
【〼】nett:可愛い
【〼】Unterricht:授業
【〼】stören:邪魔をする
【〼】unsichtbar:透明な
【〼】Aber so:でもこうすれば
【〼】so:こうすれば
【〼】wach:目が覚める
【〼】Regen:雨
【〼】trotzdem:それでも
【〼】außerdem:その上
【〼】Kopfschmerzen:頭痛
【〼】sogar:それどころか
【〼】nah:近い
【〼】zwitschern:さえずる
【〼】rennen:走る
【〼】traurig:悲しい
【〼】schaffen:やり遂げる
【〼】Heimweh:ホームシック
【〼】brav:おとなしい
【〼】schon:きっと
【〼】Lebewesen:生き物
【〼】nur:ただし
【〼】sollen:主語は本動詞をするように言われている
【〼】reiten:乗る
【〼】Wüste:砂漠
【〼】sicher:きっと
【〼】unbedingt:どうしても
【〼】gebrauchen:使う
【〼】Vorsicht:気をつけて!
【〼】laufen:走る、歩く
【〼】sonst:さもないと
【〼】schaukeln:揺れる
【〼】Gepäck:荷物
【〼】tragen:運ぶ
【〼】he:おい
【〼】Fluss:川
【〼】einfach:ふつうに
【〼】Achtung:気をつけて!
【〼】Frühstück:朝食
【〼】holen:取り出す
【〼】retten:救う
【〼】versprechen:約束する
【〼】dicht:そばに
【〼】benachrichtigen:通報する
【〼】Dummheit:馬鹿なこと
【〼】böse:怒っている
【〼】Handtuch:タオル
【〼】noch einmal:もう一度
【〼】edel:高貴な
【〼】peinlich:みっともない
【〼】Herkunft:血筋
【〼】gute Besserung:お大事に(gutに4格の強変化語尾がついている)
【〼】Vielen Dank:ありがとう(vielに4格の強変化語尾がついている)
【〼】Gute Nacht:おやすみ(gutに4格の強変化語尾がついている)
【〼】gemein:人の不幸を喜ぶ
【〼】verzeihen:許す
【〼】schrecklich:強い
【〼】Rock:スカート
【〼】fit:元気
【〼】irgend:何か、誰か
【〼】Geburtstagskind:誕生日を迎えた人
【〼】denn:なの?
【〼】wichtig:重要である
【〼】Komm!:さあ!
【〼】wenig:少ない
【〼】erst:やっと
【〼】Freude:喜び
【〼】Pflanze:植物
【〼】Kartoffeln:ジャガイモ
【〼】prima:素晴らしい!
【〼】basteln:組み立てる
【〼】zuerst:まず最初に
【〼】auspacken:袋を開ける
【〼】feiern:祝う
【〼】solch:このような、そのような
【〼】alles:(疑問文で)いったい
【〼】Erfolg:成果
【〼】bisher:今のところ
【〼】nämlich:というのも
【〼】mitten:真ん中で
【〼】Zusammenhang:関係
【〼】untersuchen:研究する
【〼】seltsam:不思議な
【〼】Was für:どんな種類の、なんて
【〼】schon wieder:またもや
【〼】Hütte:小屋
【〼】zufriedenes:満足して
【〼】Forschung:研究
【〼】manchmal:時々
【〼】Herein!:(ドアのノックに応えて)お入りください!
【〼】aufs:前置詞aufと定冠詞dasの融合形
【〼】also:ということは、さては
【〼】überraschen:驚かせる
【〼】betreffen:関係する
【〼】ernsthaft:真剣に
【〼】selten:めったにないような
【〼】Stelle:場所
【〼】belasten:負担をかける
【〼】bequem:ラク
【〼】verkaufen:売る
【〼】preiswert:安く
【〼】lohnen:するに値する
【〼】So:さあ!どうぞ!
【〼】Dorf:村
【〼】hübsch:可愛い
【〼】Ernte:収穫
【〼】umgekehrt:逆である
【〼】stolz:誇らしい
【〼】täglich:毎日の
【〼】erleben:体験する
【〼】Flugzeug:飛行機
【〼】aussteigen:降りる
【〼】dort drüben:あっちの方
【〼】massenhaft:大量に
【〼】Sauerstoff:酸素
【〼】Eben:その通り、まさしく、いかにも
【〼】wiederholen:繰り返す
【〼】und zwar sofort!:それも今すぐにだ!
【〼】erobern:征服する
【〼】immer mehr:いよいよますます
【〼】roden:開墾する
【〼】herstellen:生産する
【〼】zunehmend:ますます
【〼】Luft:空気
【〼】gemeinsam:一緒に
【〼】verschmutzen:汚染する
【〼】kämpfen:戦う
【〼】hoffentlich:願わくは、のぞむらくは
【〼】leb wohl:お達者で!
【〼】ernsthaft:真剣な
【〼】erst mal:とにかくまずは
【〼】ankommen:到着する
【〼】meinen:言う
【〼】retten:救う
【〼】schimpfen:叱る
【〼】O je:あーあなんてこった。
【〼】Um Gottes willen!:まさか、とんでもない
【〼】Muss das sein?:どうしてもそれが必要なのか?,やめるわけにはいかないのか
【〼】nur:とにかく